こんにちは、ネコヤマです。
今回は「猫のブラッシングを楽しくする方法」と題して、猫ちゃんにブラッシングを楽しんでもらうためにはどうすればいいか、飼い主さんがブラッシングを楽しむためにはどんな方法があるのかを紹介していきたいと思います。
これを読むことで、ブラッシング嫌いな猫ちゃんにとってブラッシングが楽しいものに、またブラッシングが苦手だなと思っている飼い主さんは、上手にブラッシングするコツがわかるようになります。
私が10年以上猫と一緒に暮らす中で得た経験と、ペット関連の仕事をしていく中で得た知識をまとめていきますので、きっとブラッシングをする上でのヒントになりますよ!
それではさっそく本題に入っていきましょう!
猫のブラッシングを楽しくするには?
まず猫のブラッシングを楽しくする方法を考えていく上で、逆説的に考えてみましょう。
なぜ猫のブラッシングが楽しくないか。
それは、猫がブラッシングを嫌がるからではないでしょうか。
猫ちゃんが嫌がることをするのは飼い主的にも心が折れますよね〜。
嫌がっているのに無理やりブラッシングするのもなんだかかわいそうに感じてしまいます。
けどブラッシングをしないと、抜けた毛を飲み込んだり、毛並みがボサボサになったりしてさらにかわいそうになってしまいますので、なんとか楽しみながらブラッシングをしてあげたいところです。
要するに、猫ちゃんがブラッシングを嫌がらないようにしてあげればいいんです!
ブラッシングをしてもらうことが気持ちいいということを猫ちゃんに思わせることができれば、きっと猫ちゃんにとっても飼い主さんにとってもブラッシングが楽しくなってきます。
猫にブラッシングを気持ちいいと思ってもらうために。
猫ちゃんにブラッシングが気持ちいいものだと思ってもらうためにはいくつかポイントがあります。
- 無理やり体を押さえつけない
- ブラシを強く当てすぎない
- 猫ちゃんにブラシを好きになってもらう
この3つについて詳しく説明しますね。
無理やり体を押さえつけない
猫は自由を好む動物ですから、無理やり体をホールドされるのは好きではない子が多いです。
飼い主でも抱っこさせてくれない子もいますよね。
うちの猫も抱っこが苦手で、すぐ飛んで逃げてしまいます。
なのでブラッシングする際も出来るだけ猫ちゃんの体を押さえつけないように気をつけましょう。
抱っこが嫌いな猫ちゃんでも、飼い主さんに寄ってきたり頭を撫でさせてくれるタイミングがあると思います。
そんなときに、そっと撫でるようなつもりでブラッシングしてあげるのがいいです。
頭や体を撫でるときに3回に1回をブラシに変えてみたりして、慣れさせてあげるといいですよ!
ブラシを強く当てすぎない
ブラシが強く体に当たってしまって、痛いから嫌だと感じてしまう猫ちゃんもいます。
そんな猫ちゃんには柔らかいシリコンのブラシを使ってあげるといいですよ!
シリコンの素材でできたブラシは、猫の表面の毛を撫でるだけでも抜け毛をキャッチしてくれるのでブラッシングの効果をとても感じることができます。
猫ちゃんにとっても、シリコンだとブラシの先がトゲトゲしていないので、程よくマッサージされているように感じられうっとりする子も多いです。
うちの猫もピンのブラシとシリコンのブラシ、両方使ってみたのですが、明らかにシリコンのブラシの方が気持ち良さそうでしたね!
猫ちゃんへのブラシの当たり方がよくわからない場合は、飼い主さん自身の腕の内側にブラシを当ててみて、痛いと感じるかどうかを確認してみましょう。
猫ちゃんにブラシを好きになってもらう
一回でもブラッシングに嫌な思いをした猫ちゃんは、ブラシをみるだけでも嫌がって逃げてしまう場合もあります。
そんな時は、猫ちゃんにブラシを好きになってもらうところから始めてみましょう!
大好きなおやつなどがある場合は、ブラシと一緒におやつを手に取り、ブラシを見せながらおやつをあげてみましょう。
ブラシの上にちゅーるなどの大好きなおやつを乗せて、ブラシの上で食べさせてあげるなどして、ブラシ本体に対する抵抗を無くしていきます。
1ヶ月くらいかけてだんだんおやつとブラシの距離を離してみたり、右手におやつを持ち左手にブラシを持つなどしてブラシを一緒におやつがある状況を作っていきます。
ブラシに慣れてきたら、ブラシを少し体にあてて、当てることができたらご褒美におやつをあげるなどして、少しづつブラッシングできるようにしていきます。
最終的におやつなしでもブラッシングできるように慣ればOKです。
ブラシが苦手な子はブラシをみるだけでも嫌になってしまうので、根気強く1ヶ月くらいかけておこなっていきましょう。
飼い主さんにとっても結構根気が必要ですが、頑張ってみてくださいね!
猫ブラッシングの悩み
ブラッシングはできるけど、何かと悩みって出てきますよね。
我が家もブラシを噛んだり、ブラッシング中に毛が部屋中に舞い散ったりして結構大変でした。
そんな悩みの解決方法を見出したのでシェアしていきますね!
猫をブラッシングしてると噛む!
初めのうちは機嫌よくブラッシングはさせてくれるんだけど、急にブラシを噛んで抵抗する子もいます。
我が家の猫はまさにこれでした。まだブラッシングが終わっていないのにブラシに噛み付こうとして邪魔をしていきます。
そんな時は一度ブラッシングを中断しましょう。
猫ちゃんがブラシに噛み付くのは、猫ちゃんが急に嫌がってブラシを噛み始める場合や、ブラシを急におもちゃ認定して噛みだす場合、理由は様々です。
しかし、一度噛み始めたらブラシのこと自体を体を梳かすものという認識ではなくなってしまうので、一度時間をおいた方がいいです。
5分でも10分でもいいので時間を開けてみると、またスムーズにブラッシングを再開できる場合がありますのでぜひ試してみください。
猫をブラッシングすると毛が舞う
ブラッシングをすることで猫ちゃんの体に付いている抜け毛などを除去してあげることができますが、同時に抜けた毛が舞って部屋中に飛び散るってこともありますよね。
我が家もこれにはざんざん悩まされました。
そこで我が家ではブラッシングする場所を工夫することにしました!
ブラッシングする時はお風呂場ですると決めたのです。
お風呂場なら毛が待っても洗濯物やカーペットにひっついてしまう心配もありませんし、最後に水で流して排水溝の口で抜け毛をキャッチすることができます。
我が家ではお風呂場でブラッシングをするようになってからめっちゃブラッシングが捗っていますね。
たまに浴槽に猫が飛び込んで(水は抜いてあります)ブラッシングさせてくれない時もありますが、毛が飛び散る問題は起こりません。
毛が飛び散りにくいブラシなども色々試したんですけど、確かにブラシに抜けた毛がまとまってくれるブラシもあるんですけど、結局空気中に飛び散る毛はありますので、全部の毛をキャッチできるわけではないんですよね〜
なので隔離された空間、そして掃除しやすいお風呂場はブラッシングするのにベストな場所だと思います!
おわりに
今回は「猫のブラッシングを楽しくする方法」と題して、ブラッシングのポイントや悩みなどをまとめてきました。
猫ちゃんは自分で毛繕いをしてお手入れもしますが、飼い主さんがブラッシングをしてあげることで余計な毛を大幅にとってあげることができます。
猫ちゃんにとっても飼い主さんにとってもストレスなくブラッシングすることができればお互いにとっても心地よく暮らすことができるので最高ですよ!
猫ちゃんとのスキンシップとしても有効な手段なので、ぜひ楽しみながらできるようになってくださいね!