こんにちは、ネコヤマです。
猫ちゃんと一緒に暮らしていると必ずといって位ほど直面するのが爪とぎ問題!
この記事では、お部屋の中で暮らす猫ちゃんの爪とぎ対策に迷える飼い主さんのために、どんな爪とぎ対策があるのか、状況を分けて考えて行きます。
この記事を読むことで、家の柱や壁を猫ちゃんの爪とぎによってボロボロにされないようにするにはどうすればいいのか、家を守りながら猫と人が快適に暮らす方法のヒントになりますよ!
また猫ちゃんと暮らす上で部屋の中に何個爪とぎを置けばいいのか、捨てる時はどうのようにすれば捨てやすいのかなども紹介して行きます。
私が猫と10年以上一緒に暮らす上で見つけた柱や壁を守るのに効果のあったアイテムなども紹介していきますので、是非参考にしてみて下さいね!
猫の爪とぎ対策
猫が爪とぎをするのは、
- 古い爪をはがす
- ストレス発散
- 自分のニオイをつけて縄張りを主張する
などいくつか理由があります。
そしてそれはやめさせることは出来ないので、出来るだけ爪とぎをして欲しくないところではしないように仕向けるのが対策になります。
特に家の柱などに爪とぎをされてしまうと、取り替えることはなかなか難しいので、して欲しくないですよね…!
壁にしても壁紙がボロボロになるので困りものです。
そんな柱や壁に爪とぎさせないために、どのような対策があるか、場所ごとにまとめて行きたいと思います。
猫の爪とぎから柱を守る!
家の柱に爪とぎをされると厄介ですよね。
柱は簡単に取り替えるというわけには行きません。
しかも賃貸マンションの場合だとなおさら困ります。
退去するときに支払う修繕費がめちゃくちゃ高くなってしまう可能性もありますから、出来るだけ猫ちゃんには柱に爪を立てて欲しくないところですね。
我が家はマンションですが、入居した時から柱が結構ボロボロで、塗装されていたので初めは分かりませんでしたが、爪とぎの跡が残っていましたね。きっと前の入居者さんの猫ちゃんが柱でやってしまったんでしょう。
柱は猫ちゃんにとって魅力的なようで、ついつい研いでしまう対象になるんですね…!
そんな柱に対する対策は、
- 柱に近づかせないようにする。
- 柱を爪とぎしてもいいようにする
の2パターンあります。
一つずつ紹介しますね。
柱に近づかせないようにする。
一番ベストなのは、柱自体に猫ちゃんを近づかせないようにすること。
近づかなければ爪も当たりませんからね。
柱に猫ちゃんを近づかせないようにするには、猫の嫌がる匂いを柱につけておくというのが一般的です。
猫は柑橘系の匂いが苦手と言われているので、柑橘系の成分の入ったしつけ用スプレーなどを吹きかけて柱に匂いをつけると、猫ちゃんが柱に近づかなくなります。
しかし、スプレーした柑橘系の匂いも時間とともに薄れて行きますし、猫ちゃんによっては柑橘系の匂いが全然平気な子もいるので、猫次第なところがあります。
ちなみに我が家の猫は柑橘系全然大丈夫なので、近寄って欲しくないところにしつけスプレーをしても効果はありませんでした…!
ではどうするのがいいのかというと、次に紹介する「柱を爪とぎしてもいいようにする」のがいいですよ!
猫ちゃんにとっても飼い主さんにとってもストレスなしになるはず!
柱を爪とぎしてもいいようにする
柱を爪とぎしてもいいようにするにはいくつか方法があります。
- 柱に麻布を巻く
- コーナー用爪とぎを使う
アイテムを使って柱を覆って、そのアイテムで爪とぎしてもらおうというわけです。
柱に麻布を巻く
麻布でも爪とぎをする猫ちゃんなら、柱の部分に麻布を巻きつけておいて
そこで爪とぎをしてもらいましょう。
猫ちゃんの爪とぎって結構力強いので、柱に麻布を固定するのが少し難しいかもしれません。画鋲なんかで固定してもすぐ外れるかもしれないので注意が必要です。
釘やボルトが止められる壁だったら、しっかり打ち込んで麻布を固定しましょう。
穴が開けられない場合は、布製のがっちり止まる両面テープで固定するなど(壁紙は痛みますが…)で対応しましょう。
コーナー用爪とぎを使う
家に傷をつけたくない場合は、柱を覆うような形の爪とぎを設置してあげましょう。
柱の角にぴったり置けるような爪とぎが色々販売されています。
素材も麻縄・麻布・ダンボールの組み立て式のものなど色々ありますので、あなたの猫ちゃんが好きな素材を選んであげてくださいね。
猫の爪とぎから壁を守る!
壁に爪を立てて研いじゃう猫ちゃんや、壁を傷つけた部分から壁紙をベリベリ剥がしてしまう猫ちゃんもいると思います。
我が家の猫たちも壁紙剥がしがめちゃくちゃ好きで、正直超困ってます!
そんな壁紙で爪とぎしちゃう猫ちゃんには「壁ひっかき防止シート」がおすすめです!
半透明のシートで、シート表面がツルツルしているので、猫ちゃんの爪が引っかかりにくい素材になっています。
我が家でも使ってみましたが、猫ちゃんにとってはシートのツルツル感が気に入らないのか、一度触りに来ると近づきにくくなる印象がありますね。
壁に貼っても簡単に剥がすことができるので、賃貸マンションでも安心です。(あまり長期間貼りっぱなしにしていると、剥がすときに壁紙ごと剥がれたりしますが…!)
猫の爪とぎは何個くらい置けばいいの?
爪とぎを置く数は、部屋の広さや飼育頭数によっても変わってくると思いますが、1頭につき1個は必ず置いてあげるようにしましょう。
もし床や柱・壁などで爪とぎしてしまうのであればその近くにも置いてあげると、ちゃんと爪とぎで爪を研いでくれる場合もあります。
とはいえ部屋の広さなどで置ける個数も限りがあると思うので、爪とぎができる柱のあるキャットタワーも合わせて使うなどして工夫をしてみることが大切です!
猫の爪とぎの取替え時期は?
爪とぎの取り替え時期に悩まれる方も結構多いですよね。
猫が気に入ってるし、なかなか捨てづらい…なんて思っている飼い主さんも結構いると思います。
我が家では爪が引っかかってないなと思ったら交換時期ということにしています。
もちろん裏面にもダンボール面がある爪とぎの場合は裏返してしっかり使います。
ダンボール爪とぎの場合、表面がボロボロになってくると爪のひっかかりがなくなり「スカッ!スカッ!」となるので逆にストレス溜まってるんじゃないかと思ってしまいます。
もし猫が気に入ってて捨てにくいのであれば、同じ形のものを買ってあげましょう。次のものもきっと気に入ってくれるはずです!
猫の爪とぎの捨て方は?
ダンボールや麻縄・麻布の爪とぎの場合は基本的に燃えるゴミでOKかと思いますが、大きさによっては粗大ゴミで捨てないといけない場合もあるかも知れませんので、各自治体のゴミの捨て方を参考にして下さい。
ダンボール爪とぎの場合は細かく分解することでゴミ袋に入るなら燃えるゴミでも問題ないでしょう。
爪とぎに水を染み込ませることで、ダンボールがふにゃふにゃになるので、小さく畳んで捨てると言う技もあります。(ダンボールがふにゃふにゃにならない爪とぎもありますが!)
おわりに
今回はお部屋で暮らす猫ちゃんの爪とぎ対策についてまとめてみました。
猫ちゃんに爪とぎさせないようにするのは無理な話なので、出来るだけ猫ちゃんにも飼い主さんにもストレスのないように、爪とぎしてもいいところではしっかりさせてあげられるように環境を整えていくのがベターです。
家を壊されるのも、猫ちゃんにストレスを与えるのも嫌だなと思う方は、ぜひ上記で紹介した方法を試してみてくださいね。